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オットー・クレンペラー ベルリンRIAS録音集 1950-58
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商品価格:6820円 レビュー件数:0 レビュー平均:0 店舗名: キングインターミュージックストアジャンルID: 500086< 購入ページを表示> [商品名称]オットー・クレンペラー ベルリンRIAS録音集 1950-58[商品説明]クレンペラー/ベルリンRIAS録音集 1950-1958 (5CD) オリジナル・マスターよりCD化! 独auditeの注目シリーズ、「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア」に、オットー・クレンペラー [1885-1973] が登場。戦後のベルリンで、RIAS交響楽団 (後にベルリン放送交響楽団と改称) を指揮したもので、ベートーヴェン、モーツァルト、マーラーほか巨匠ゆかりのプログラムを取り上げた注目の内容です。 【戦前のクレンペラーとベルリン】 マーラーの推薦を得て、1907年にプラハで指揮者としてデビューしたのちのクレンペラーは、バルメン、シュトラスブルク、ケルン、ヴィースバーデンといった歌劇場の指揮者を歴任し、急速にドイツを代表する指揮者のひとりとして注目を浴びるようになりますが、クレンペラーのキャリアのなかでも重要な活動として知られるものが、1927年に始まるクロール・オーパーでの仕事でした。 ベルリン国立歌劇場の一部門として創設されたクロール・オーパーでは、クレンペラーのもと、ヒンデミットの『カルディヤック』『今日のニュース』、シェーンベルクの『期待』『幸福な手』、さらにクレンペラー自ら演出を手掛けたストラヴィンスキー『エディプス王』『マヴラ』など同時代の作品が積極的に紹介されると同時に、旧来の有名な曲目に対しても新しい現代的な演出が試みられますが、その意欲的な試みは多くの支持と反発を引き起こすことになります。 さらに、折からのハイパーインフレなどドイツ経済の危機的状況と保守化、国家社会主義ドイツ労働者党などによる政治的圧力から、1931年に劇場は閉鎖に追い込まれてしまいます。そして1933年、ヒトラー率いる国家社会主義ドイツ労働者党がドイツ国民のきわめて熱烈な支持を受けて与党政権に就くと、ついにクレンペラーは、スイスを経てアメリカに亡命することとなります。 【戦後のクレンペラーとベルリン】 戦後、ヨーロッパに戻ったクレンペラーの最初の重要な仕事は、ブダペスト国立歌劇場の音楽監督というもので、ワーグナーやモーツァルトなどで注目される上演をおこなっていましたが、たびたび介入する共産主義政権に嫌気がさしていたともいいます。 一方、クレンペラーの戦前の本拠であったベルリンは、連合国によるドイツ分断、ソ連によるベルリン封鎖の果て、事実上の一党独裁で建国を迎えた東ドイツの中心部に存在することとなり、共産主義政権を嫌ったクレンペラーのベルリンでの活動は、当然ながら西ベルリンの側ということになっていました。 クレンペラーは1950年代から1960年代にかけて西ベルリンに客演を何度もおこない、それらのいくつかは録音にも残されてファンを喜ばせてきましたが、今回登場するのは、RIAS交響楽団を指揮した音源を集めたもので、すべてモノラルではありますが、放送局オリジナル・マスターからの初の正規復刻というのが大きなポイントとなっています。 【得意レパートリーの数々】 クレンペラー快速期の名演として知られる1950年録音のモーツァルトの交響曲第25番、第29番、第38番、『セレナータ・ノットゥルナ』、『ドン・ジョヴァンニ』序曲に、どっしりしながらも覇気に富む1954年録音のベートーヴェンの『田園』とピアノ協奏曲第3番、1958年録音のベートーヴェン交響曲第2番、第3番、エグモント序曲、盟友ヒンデミットの『気高き幻想』 、そして恩師マーラーの交響曲第4番の1956年録音という、クレンペラーがよく指揮していた曲目を収録しています。 【初出音源も】 シュナーベルに師事し、ベートーヴェン弾きとして知られたリーベンスアーム (1906ケーニヒスベルク生まれ) をソリストに迎えたピアノ協奏曲第3番と、クロール時代の記憶も強烈なヒンデミットという、おそらく初出とおもわれる音源が含まれているのも見逃せないところです。 収録情報 曲目・内容 CD1 [78:23] ・ベートーヴェン : 交響曲第2番ニ長調Op.36 [35:22] ベルリン放送交響楽団 録音時期 : 1958年3月29日 録音場所 : ベルリン、音楽大学 (ライヴ) ・ベートーヴェン : 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』 [42:58] RIAS交響楽団 録音時期 : 1954年2月15日 録音場所 : ベルリン、ティタニア=パラスト (ライヴ) CD2 [59:03] ・ベートーヴェン : 『エグモント』Op.84〜序曲 [9:20] ベルリン放送交響楽団 録音時期 : 1958年3月29日 録音場所 : ベルリン、音楽大学 (ライヴ) ・ベートーヴェン : 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』 [49:42] ベルリン放送交響楽団 録音時期 : 1958年3月29日 録音場所 : ベルリン、音楽大学 (ライヴ) CD3 [70:25] ・ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37 [34:43] ハンス=エーリヒ・リーベンスアーム (P) RIAS交響楽団 録音時期 : 1954年2月15日 録音場所 : ベルリン、ティタニア=パラスト (ライヴ) ・モーツァルト : セレナード第6番ニ長調KV.239『セレナータ・ノットゥルナ』 [11:37] RIAS交響楽団 録音時期 : 1950年12月21、22日 録音場所 : ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会 (セッション) ・モーツァルト : 『ドン・ジョヴァンニ』序曲KV.527 [6:23] RIAS交響楽団 録音時期 : 1950年12月19日 録音場所 : ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会 (セッション) ・モーツァルト : 交響曲第25番ト短調KV.183 [17:40] RIAS交響楽団 録音時期 : 1950年12月20日 録音場所 : ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会 (セッション) CD4 [47:18] ・モーツァルト : 交響曲第29番イ長調KV.201 [21:23] RIAS交響楽団 録音時期 : 1950年12月20日 録音場所 : ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会 (セッション) ・モーツァルト : 交響曲第38番ニ長調KV.504『プラハ』 [25:54] RIAS交響楽団 録音時期 : 1950年12月22、23日 録音場所 : ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会 (セッション) CD5 [74:12] ・マーラー : 交響曲第4番ト長調 [53:02] エルフリーデ・トレッチェル (S) RIAS交響楽団 録音時期 : 1956年2月12日 録音場所 : ベルリン、音楽大学 (ライヴ) ・ヒンデミット : 組曲『気高き幻想』 [21:09] RIAS交響楽団 録音時期 : 1954年2月15日 録音場所 : ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会 (セッション) アーティスト(演奏・出演) オットー・クレンペラー (指揮) < 購入ページを表示>
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